医療

国際組織によるエイズワクチン共同開発

記事によると「各国の政府や製薬企業が、開発情報やノウハウを共有する体制を作り、安全かつ有効なワクチン開発を促す」とのことです。 どうか「開発」にとどまらず「提供」についても、現在貧困や施設不足の理由で薬が届かない人々への具体的な対策を出して…

結合双生児

興味を持ってフォローしている、体外受精卵を数日間培養してから子宮に戻す胚盤胞移植についての報告。胚盤胞移植でカテゴリー分けしてもいいかもしれない。 体外受精で結合双生児、妊娠11週で判明し中絶(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/science/ne…

体外着床

子宮内膜から幹細胞、新治療「体外着床」に道(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040324i307.htm 「体外着床」と言う言葉は初めて見ました。そこで、ネットで検索したものの、あまり引っかかってきません。 ただ、農業生物資源研究所でウ…

がんワクチン

ワクチン療法といえば、アルツハイマー病患者脳に溜まるアミロイドベータを接種して、アミロイドベータを減少させる治療法が話題になりました。がんワクチンは、患者から切除したがん細胞を処理して、その抗原を患者に投与する治療法。 ワクチン療法で不思議…

ダイエットにも禁煙にも効く薬

朝、ラジオで聞いて、うさんくさい話だと感じて、少し調べてみた。 このリモナバンという薬は、脳内のモルヒネ様物質の受容体であるアナンダマイド受容体とCB1カンナビノイド受容体を阻害する働きを持つとのこと。既にフェーズⅢで薬効を確認できたというのだ…

5組目の二卵性胎盤共有双子

5組目も男女の双子。実際に胎盤を共有したことが問題になるのかどうかは分からない。 遺伝子組み替え植物、生殖医療、再生医療、画期的な新薬など、初めての試みには、予測不可能な自体はつきもの。調べすぎても調べすぎということはないでしょう。 いたずら…

統合失調症の薬が脳卒中のリスクに

Lilly Warns of Zyprexa Risks for Elderly Patients ( Reuters ) http://www.reuters.com/locales/newsArticle.jsp?type=healthNews&locale=en_US&storyID=4405175Elli Lilly社のZyprezaは統合失調症の薬として認可されているが、痴呆症患者の行動異常を抑…

乳がん遺伝子診断

乳がん遺伝子診断、予防切除も検討 5施設で共同研究へ(朝日新聞) http://www.asahi.com/science/update/0216/001.html BRCA1、BRCA2による遺伝子診断の臨床研究が日本でも本格的に行われる。アメリカではBRCA1は遺伝子特許で最初に注目を浴びた遺伝子であ…

今度はニパウィルス

豚からニパウイルス感染か バングラデシュで14人死亡(朝日新聞) http://www.asahi.com/science/update/0213/002.htmlNipah-like virus in Bangladesh ( WHO ) http://www.who.int/csr/don/2004_02_12/en/ マレーシアのニパ(Nipah)という町で1999年に発…

着床前診断

無申請で着床前診断、2例は男女産み分け(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040204it01.htm着床前診断、生命の選別進む懸念も(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040204ic04.htm

人工血液の可能性

数日前に言及した人工血液についてのニュース。輸血によるエイズ感染が報 告されるなど、最近、輸血の問題点が盛んに議論されている。 輸血する血液で最も重要な要素は、酸素を運搬するヘモグロビンの存在だ。 逆に言えば、短期間であれば酸素を運搬できる能…

胎盤共有の二卵性双子

培養技術の進歩により、胚盤胞まで発生させてから子宮に戻すことができるように なり、着床率が向上したのだという。 だとすれば、受精してから着床するまでの時間は自然受精と大きく変わらないので あり、体内で受精し子宮に移動するまでの間に、受精卵が母…

新型人工心臓

臓器移植と並行して、人工臓器の開発が進んで欲しいな。 生体材料を用いるとか、まだまだ工夫の余地はあるし。 あと、人工血液。いつまでも輸血に頼るわけにはいかない。 研究はかなり進んでいるらしいので、近いうちに調べてみよう。 「半永久」めざし臨床…