胎盤共有の二卵性双子

 培養技術の進歩により、胚盤胞まで発生させてから子宮に戻すことができるように
なり、着床率が向上したのだという。

 だとすれば、受精してから着床するまでの時間は自然受精と大きく変わらないので
あり、体内で受精し子宮に移動するまでの間に、受精卵が母体からなんらかの未知の
影響を受けている可能性がある。

 胎盤共有を引き起こした原因を探り、さらに培養技術を発展させることで、より安
全性の高い生殖医療技術にして欲しいものだ。

ところで、自然受精の二卵性双子では胎盤共有していたケースはないのだろうか。

胎盤共有児、2例は「胚盤胞移植」で妊娠(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040120so11.htm