2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

200億円かあ

200億円は払えないでしょう。最高裁まで行かざるを得ない。ただ知的財産権を巡るこの大きな流れは止められない。 確かにこの判決によって、研究者のモチベーションは高まる。企業も「発明」に対する社員の貢献度を大きく見直さざるを得ない。よい流れだと思…

脳への遺伝子治療

アルツハイマー病患者の脳に蓄積するアミロイドベータ蛋白質を分解するネプリライシンという酵素がある。この酵素を、脳内にアミロイドベータ蛋白質を大量に発現しているトランスジェニックマウスにウィルスを用いて導入したところ、蓄積が半分に減少した。 …

とのこと

日記を書き始めて気が付いた。引用の最後に「とのこと」がことごとく、付いている。みなさんは、どのように書いているのでしょうか。ちょっと研究してみます。 今週はデスクワークが忙しくて、日記がおろそかになりそうです。

人工血液の可能性

数日前に言及した人工血液についてのニュース。輸血によるエイズ感染が報 告されるなど、最近、輸血の問題点が盛んに議論されている。 輸血する血液で最も重要な要素は、酸素を運搬するヘモグロビンの存在だ。 逆に言えば、短期間であれば酸素を運搬できる能…

ADのPET診断

パーキンソン病ではドパミントランスポーターに結合するプローブが開発さ れ、画像診断の開発が進んでいるが、アルツハイマー病でも老人班に結合する プローブの開発が相次いで報告されている。 これらの神経変性疾患は、発症時にはすでにとりかえしがつかな…

キレるネズミの定義

独協医大の上田秀一教授(解剖学)らのグループが、マウス(?)に対して複数の 薬物投与により、ドーパミンの分泌量を増やし、ノルアドレナリン、セロトニンの分 泌量を減らした条件下で、マウスの攻撃衝動が亢進したとのこと。 上田教授は「キレやすい人間…

胎盤共有の二卵性双子

培養技術の進歩により、胚盤胞まで発生させてから子宮に戻すことができるように なり、着床率が向上したのだという。 だとすれば、受精してから着床するまでの時間は自然受精と大きく変わらないので あり、体内で受精し子宮に移動するまでの間に、受精卵が母…

メジャーデビュー?

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/jan/o20040120_10.htm

新型人工心臓

臓器移植と並行して、人工臓器の開発が進んで欲しいな。 生体材料を用いるとか、まだまだ工夫の余地はあるし。 あと、人工血液。いつまでも輸血に頼るわけにはいかない。 研究はかなり進んでいるらしいので、近いうちに調べてみよう。 「半永久」めざし臨床…

ついに6年制に・・・。

4年制と6年制の併存は混乱を招きそう。研究者で製薬企業に就職する人の大部分は修士卒以上なので、 3月の修士論文提出の直後に試験を受けることになるのでしょうか。 まず受からないだろうなあ。中間報告をよく読んでみます。 薬学教育を6年に延長 4年…

祝!ちゅらさん復活

「ちゅらさん」よりも「ちゅらさん2」の方が、作りこまれていて 好きでした。脚本も出演者も代わらないとのこと。期待大です。 「ちゅらさん」復活、第3作目を今秋放映 NHK (朝日新聞) http://www.asahi.com/culture/update/0114/010.html