ADのPET診断

 パーキンソン病ではドパミントランスポーターに結合するプローブが開発さ
れ、画像診断の開発が進んでいるが、アルツハイマー病でも老人班に結合する
プローブの開発が相次いで報告されている。
 これらの神経変性疾患は、発症時にはすでにとりかえしがつかないまでに神
経細胞死は進行している。そのため、根本治療を行うためには、症状が出現す
るよりずっと前から投薬を開始する必要があり、発症前の早期診断法が望まれ
ている。これらの技術が確立することにより、根本治療を目指した新薬の臨床
開発が飛躍的に進むと期待できる。

アルツハイマー病、早期診断へ新物質開発 大阪の企業(朝日新聞
http://www.asahi.com/science/update/0123/001.html