「孤」発性と「弧」発性

ある病気を発症した患者で、家族に同じ病気を発症したケースが見当たらない場合は、孤発性と診断されます。この孤発性の患者が、実は家族性につながる最初の一人である可能性もないわけではありませんが、多くの場合は責任遺伝子に変異を持つ家族性の疾患とは発症原因は異なると捉えられています。
それはさておき、この「孤発性」の「孤」が、「弧」とよく間違えやすいのです。とくにワープロだと「こはつせい」で変換できないので、単漢字変換をするときによく見ずに「弧」を選ぶと、そのあとずっと「弧発性」になってしまうのです。ちなみにGoogleで検索すると、「孤発性」のヒットが23900件、「弧発性」のヒットが19800件となり、いい勝負だったりします。

あまりに恥ずかしかったので言い訳させていただきました>id:uthuse-miさん