Shamrockのドットラベル

私は1.5mlチューブのサンプルを保存するときは必ず蓋にシールを貼るようにして、サンプル名、調製日、タンパク濃度などを記入しています。チューブの側面にテプラを貼る人もいますが、剥がれやすいうえに、ディープフリーザからサンプルボックスを出して急いでサンプルを探すときは蓋のラベルで識別できないとイライラしてしまいます。もちろん、直接チューブに油性ペンで書くのは、すぐにかすれて読めなくなるので論外です。
研究室によって、いろいろなシールが使われているのを見ましたが、私は米国シャムロック社のドットラベル(こちら)がお気に入りです。というより、これ以外で納得できる製品にはまだ出会っていません。日本ではトーホーが取り扱っていて、フナコシからでも買えますが、ちょっと高いのが玉に瑕。この小さな白いドットラベルに極細油性黒ペンでちまちまと書き込んでいくわけですが、周りには職人芸と言われています。米粒に筆でお経を書くのに似ている。でもせっかく整理しても、二度と解析されることなく大掃除で捨てられる日までディープフリーザで眠っている場合がほとんどです・・・。