骨髄バンクのドナー登録条件
以前、献血について書いた記事で、私が「献血をご遠慮いただく場合」に該当することを書きましたが、「Do you think for the future?」の「献血経由のクロイツフェルト・ヤコブ病リスク」で詳しく取り上げられています。
ところで、話は変わって、
というニュースがありましたが、かくいう私もドラマ版「世界の中心で、愛をさけぶ」で流れるメッセージ、
骨髄バンクのドナー登録者数が増えている。白血病患者が登場する片山恭一さんのベストセラー小説「世界の中心で、愛をさけぶ」(通称・セカチュウ)や、横山秀夫さんの「半落ち」がことし相次いで映画化され、骨髄移植推進財団(東京)は「作品に共感した人を中心にドナー登録が増えているのではないか」と分析している。
1987年 僕らにできることは、あまりにも少なすぎました。
1991年 日本骨髄バンク設立
を見て、さっそく骨髄バンクに登録しようと思いました。
まずは、ドナー登録の条件をチェックしてみると、
おお、これなら大丈夫そうです。でも読みすすめていくとQ&Aで、
次の方はドナー登録をご遠慮ください
という表記が・・・。表現は微妙ですがやっぱりダメということなのでしょう。ただ、登録は出来るのかもしれないので、もうちょっと調べてみます。
Q. 献血では、欧州に一定期間滞在していた人は献血ができないようですが、ドナー登録もできないのでしょうか?
A. 患者さんが見つかってから、コーディネート(骨髄提供まで進めていく)の段階でお断りしています。狂牛病(変異型クロイツフェルト・ヤコブ病=vCJD)に関するドナーの基準では、「1980(昭和55)年以降、英国、アイルランド、スイス、スペイン、ドイツ、フランス、ポルトガル、ベルギー、オランダ、イタリアに通算6ヵ月以上の滞在歴を有する人からは骨髄採取しない」としています。現時点では輸血によってvCJDが感染したという事実はありませんが、血液による伝播の危険性も否定できないため、輸血の安全性が確認されるまで、予防的措置としてこの基準が使用されています。なおBSE(牛海綿状脳症) に関連した骨髄バンクのドナー適格性の基準は、あくまで現在の国の通達に基づくものですので、今後因果関係なしと判断されれば変更される可能性があります。
私は、BSE問題で「全頭検査を行なうべき」と考えています。ということは自分の血液についても、同様に伝染の危険性が否定できない以上は、自粛すべきなのでしょう。とっても複雑な気分です。