世界で流行中の研究領域?

科技政策研:流行51領域、日本は物理などに存在感(毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20040610k0000m040067000c.html

文部科学省科学技術政策研究所が、1997〜2002年に世界で発表された22分野のトップ論文(被引用回数が各分野の上位1%以内)計約4万5000件を選び、51の「急速に発展しつつある領域」に再分類したそうです。

というわけで、世界で流行中の51研究領域です。どうぞ!

  • 臨床医学
    • 急性冠症候群に関する研究
    • シクロオキシゲナーゼ―2 阻害剤の研究
    • 疾患治療を目的とした免疫研究
    • 高血圧症治療に関する研究
    • ウイルス性肝炎
    • ホルモン療法
    • クエン酸シルデナフィルに関する研究
  • 植物・動物学
    • 生物時計に関する研究
    • 植物ホルモン・アブシジン酸の機能解析
    • シロイヌナズナを用いた分子植物科学研究
    • 植物ホルモン・オーキシンの機能解析
  • 分子生物学・遺伝学」
    • DNAメチル化
  • 精神医学/心理学
  • 化学
    • 酵素・錯体触媒
    • 有機/無機ハイブリッド材料
    • イオン性液体
    • 高効率炭素―炭素結合形成反応を機軸とする有機合成反応
    • バイオ分析用デバイス
    • ナノ結晶粒子のバイオ分野への応用技術
    • 分子デバイス/分子機械
  • 物理学
  • 工学
    • 生体試料や環境試料の微量元素分析
  • 材料化学
    • 生体構造再生材料
  • 地球科学
    • 地球規模の気候変動研究
    • 古気候おける地球規模の気候変動
  • 宇宙科学
    • 宇宙の構造と進化
  • 社会科学・一般
    • 知識と情報技術をベースとした組織・経営論研究
    • 法学および経済学における行動主義的分析
  • 経済学・経営学
    • 地域経済発展とネットワーク
  • 学際的・分野融合的
    • ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体に関する研究
    • 神経変性疾患についての研究
    • ①グルタミンレセプター、②がんの成長阻害
    • カーボンナノチューブ
    • アポトーシスの分子機構
    • プロテオミクス
    • 脂肪細胞分泌ホルモン
    • 幹細胞からの再生に関する研究
    • メゾポーラス材料とナノワイヤー
    • DNA マイクロアレイによる遺伝子発現解析
    • インフルエンザに関する研究
    • 病原微生物のゲノム解析
    • マラリア原虫のイソプレノイド生合成経路に関する研究
    • 大気中粒状物質の健康影響
    • 細胞膜チャンネル
    • RNAi (RNA interference)
    • テロメラーゼ研究

みなさんの研究分野は入っていましたか?ところで来年あたりから、研究テーマや研究室の名前にこういうキーワードのついたものが増えそうですね。