睡眠障害と乳幼児突然死症候群

睡眠中の覚せい反応少ない 乳幼児突然死症候群で(共同通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040330-00000180-kyodo-soci
SIDS家族の会
http://www.sids.gr.jp/

乳幼児突然死症候群(Sudden Infant Death Syndrome: SIDS)は、生後1ヶ月から6ヶ月の乳幼児が、元気であるにもかかわらず睡眠中に突然死亡する原因不明の病気です。日本では2000人に1人が亡くなっており、乳幼児の死亡原因の2位となっています。
これまでにも、ほとんどの場合睡眠中に突然死が生じていることから、睡眠時の呼吸との関連が注目されており、予防のために「仰向け寝」が推奨されています。また、妊娠中の喫煙がリスクとなるとの報告もあるようです。
今回の研究では、後にSIDSで死亡した乳幼児は、睡眠中に気道が狭くなることによる短期間の閉塞性無呼吸の頻度が、健康児と比較して1.5〜2倍であったそうです。また、睡眠中の脳波測定でも、SIDSで死亡した乳幼児は目覚めにつながる完全な覚醒反応が少なく、不完全な覚醒反応が多かったと報告しています。
睡眠時無呼吸症候群が注目されるようになって、これまで見過ごされていた多くの症状が明らかになってきています。体調不良や居眠りの原因となっているケースも多く、悪化すると命に関わるといわれています。
私は睡眠時無呼吸症候群を知って以来、家族がいびきをかいていると顔を叩いて起こすようになりました。睡眠中の呼吸をモニターしていて、無呼吸になると自動で顔を叩いてくれる枕とかはないのでしょうか。