アリさんとmiRNAとクローンマウス
今週は面白そうな論文がたくさんありますね。でもスクリーニングが忙しくて読めそうにない。
- Mice cloned from olfactory sensory neurons
- これまでの体細胞由来のクローンとは異なり、分化して成熟した神経細胞からでも再プログラミングが可能であることを示した。この再プログラミングの分子機構が解明できれば、再生医療にも弾みがつきそう。
- Optimal traffic organization in ants under crowded conditions
- アリさんの行動の最適化の話。こういうの好きです。自然が作り出す最適性みたいな話。
- Spatially restricted microRNA directs leaf polarity through ARGONAUTE1
- この論文のほかに、もう一報掲載されています。この2報は植物の話ですが、最近FMRPなど神経細胞においてもmiRNAが重要な働きを担っている可能性が指摘されているので、これからもmiRNAによる時空間制御の話は注目していきたいです。(訂正済:3/5)
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http://d.hatena.ne.jp/Y-shima/20040307